愛しかない?

一生懸命生きるオタク

劇団雌猫『悪友 東京』を読んだ!

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劇団雌猫さんの新刊『悪友 東京』を(やっと)読んだ!!!!

テストとかあって読めてなかったんだけど、とうとう昨日読めた…

今月末の大阪の悪友イベントにも参加するので、感想を書いてみようかなと思います~

 

 

まずは

まずは劇団雌猫さんと同人誌「悪友」の簡単な紹介からしていこう!(私が知っている範囲の紹介になるので、詳細知りたい方はGoogleチャンスしてねん♡)

 

劇団雌猫 

  • 「浪費」「恋愛」「美意識」「東京」をテーマに、オタクたちの「インターネットで言えない話」をまとめた同人誌『悪友』を出版している。
  • 『悪友 浪費』は話題になり、商業誌としても発売された。
  • オタクがリアルで「インターネットで言えない話」をするイベントも開催している。(2月25日には「#悪友ナイト 大阪冬の陣」を開催!私行く!)

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悪友

  • 匿名でオタクの皆さんが経験談を寄稿する形式
  • 全ジャンルのオタクが共感できる楽しい楽しい同人誌

同人誌販売↓

aku-you.booth.pm

商業誌『浪費図鑑ー悪友たちのないしょ話ー』↓

浪費図鑑 ―悪友たちのないしょ話―|小学館

 

あぁ!ホントに簡単な感じになってしまった!

それぞれリンクを貼っておいたので、是非とも読んでね!

そして、オタクのみんなには特に『浪費図鑑』を買って読んで欲しいんだ………

共感がすごい…

もうね、共感が深すぎてヒィヒィ言っちゃうから……

「推しにお金使うの最高だ!!!!!やっぱ最高だ!!!!!!!!これからも真面目にオタクやるぞ!!!!」って思えるそんな素敵な皆さんの経験談たくさんあります…

 

そんなこんなで今回は新刊『悪友 東京』を読んだから、その感想を…!

また今回も素敵です…。

 

 

『悪友 東京』を読んで

「自分」と「推し」の距離をこんなに考えている文章が他にあるかなぁ?
この本を読んでそう思った。

この本の中で、14人が「東京」に抱く気持ちは様々だ。

キラキラした「東京」への猛烈なあこがれ、故郷としての「東京」への気持ち、上京して感じる「東京」、一度体験した「東京」への複雑な気持ち、、、もちろん東京に住んでいなくて満足している人もいる。

過ごした場所から、在籍する沼まで違っていている14人の色々な視点から「東京」が語られているのだ。

そんな様々な視点持って、寄稿している14人の皆さん全員が本当に真剣に「自分」と「推し」の距離について考えていた…。

最後にはそれぞれが「東京」に対する自分なりの結論を出していて、その結論がどんなものであれ真剣に考えているから本当に尊い!!!!!!尊いぞ!!!!!

どの人の話を読んでも、素敵で、すがすがしい気持ちになれました…。

 

14人の話を読んで共通に感じたのは、みんな「ここじゃないどこかに行きたい」という願望を持っているということ。
地方生まれでも、東京生まれでも関係なく、やっぱりみんな平等にその気持ちは持ってるんだ!!

そして、その人にとっての「ここじゃない場所」は、東京かもしれないし、ソウルかもしれないし、名古屋かもしれない。一周回って地元かもしれない。

それがどこであれ、東京じゃなくても、
「結局今自分が楽しいからオールオッケー!!アゲ!!!」という強い気持ち…

これを持つことが大切なんじゃないかと皆さんの話を読んで思った。

地元にいることは妥協でもなんでもなくて、自分が楽しければなんでもいいんだよ……!

 

でも一方で、自分で自分にとっての「東京」を探す姿勢というものも、いつも持っていなくてはいけないと思う!!!

特に刺さったのが「大阪帝国で不自由なく育った女」のこの文なんだけど、、

今いる会社やコミュニティが全てじゃない。たとえ全てに見えても絶対にそんなことない。どんなことがあっても勇気を出せば自分の力で新世界に行けるんだ!世界は広い。信じていた帝国を抜け出してみた人にしか得られない感覚、きっとあると思う。

私自身今は「名古屋帝国で不自由なく過ごす女」をやっているので、この部分は本当に響きましたね……。ハイ…。

そうなんだよ!!今いる場所だけが全部じゃない!!!

多分こういうことって学校の先生とかに散々言われてきたんだと思うんだけど全部忘れたし、知らない28歳のオタクのお姉さんに言ってもらったら本当に刺さった。

 

今が一番楽しい!!!って常に思えるように、私も自分の「東京」を探したい。

そのためには、いつもアンテナ張ってないといけないし、お金がいるなぁ…

貯金しないとなぁ………(最大難関)

 

他にもインターネットで聞けない熱い熱い話が載ってるから、絶対「これ私のことだ!!」って思える話があると思う…!!!!!

絶対買って……読んで欲しい…

aku-you.booth.pm

浪費図鑑 ―悪友たちのないしょ話―|小学館

 

 

 

 

「東京」ってどこにある?

私自身、「名古屋帝国で不自由なく暮らす女」をやってるから、今は東京に向けて強烈なあこがれを持っているわけではない。

名古屋は本当にちょうどいい。
日本の真ん中あたりにあるおかげで、日本ならどこの場所にも遠征しやすい。
街自体も栄えているおかげで、好きなアイドルが名古屋に来てくれる回数も全然多い。
地下鉄もたくさん通っていて、可愛い服屋もまぁ大体ある。
本当にちょうどいい街だ。

 

しかも私の推しはK-POPアイドル。
東京より新大久保よりなにより、韓国のコンサート行かせてくれという話である。

そんな理由から東京に対するあこがれは弱い方だ。

 

しかも私にはインターネットがいる!!!!

インターネットまじラブだよ!!!!

こいつのおかげで東京ともソウルとも情報の速度や量は大差なくオタクができる。(韓国語読めるかは別です)

学校に同じ趣味を持っている子がいなくても絶望しなくてもいい。ツイッターで見つければいいから!*1

 

だから、私にとったら、

「あなた(推し)がいればここは東京」*2という感じ!!!!

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この前も札幌まで推しに会いに行ってきた。

もうおまえがいたら札幌も名古屋も東京も輝くから!!!!!!!

おまえが一番だから!!!!!!(大号泣)

という熱い気持ちになりました…。

 

今日も推しに会う日のために、バイトして、推しのポスターまみれの部屋で眠ります。

 

みんなの推しが幸せだといいね!!!

*1:私めちゃ現代っ子みたいなこというじゃん

*2:大森靖子ちゃんの「少女3号」という歌詞にある一文。もう本当にその通りです何食ったらこんな言葉思いつくん?